帶江西国三十三観音

四 番

(西羽島

 四番(槙尾寺)は心鏡寺より南西に約100m、楠戸家の横の小道を山側に少し上っていくところに三番、五番とともにありました。地元の方には「羽島バス停から、茶屋町方面を見て、左手山あいにある羽島台への登り階段の近く」と教えていただきました。五番と同じ観音堂になかよく並んで入っていました。

聖観音座像です。左手に蓮のつぼみ、右手はむねの前に立てています。

左肩に四番と書かれています。ほこらの上には「四番いずみのまきのをでら みやまぢやひばらまつばらわけゆけば・・・」と御詠歌を書いた木の札がかけられていました。

ここはもともとは「摂取庵」のあったところだそうで、摂取庵は今は心鏡寺境内に移されているそうです。

 

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