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お寿司屋さんにあった、帯江戸川陣屋の瓦

 ある人から「羽島の寿司屋に飾ってある瓦は、元の戸川陣屋の瓦らしい」という情報をいただきました。江戸から明治への動乱期に取り壊された戸川陣屋。その瓦があるのです。さっそくおたずねしました。
 県道倉敷茶屋町線の羽島の一角。以前”いずたや”という玩具屋さんのあった向かいのあたりです。『寿し和』という看板があります。そういえばこのお店は昔、今の「ラーメン屋敷」のところにあったっけ?。ちょっと親近感を覚えながらの訪問でした。あ、カウンターのはるか上。古い瓦が飾ってあるではありませんか。一番右はいかにも古そうな瓦です。
 ご主人が言われました。「そうです。この3本杉は戸川家の紋でしょう。以前お客さんからいただいたものです。戸川家のものだと聞いています。」
 明治初期に取り壊された帯江陣屋の瓦とここで対面できるとは!!思わず感激してしまいました。
 これからも長く「帯江戸川の陣屋の瓦」として、お寿司好きな皆さんに楽しんでいただきたいと、願いを残してこの紹介文になりました。

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