最終書換日:2006/4/30

花も嵐も、ラーメン物語、その31

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味音痴のラーメン談義です。独断と偏見をお許しください。

備中国分寺から少し東へ

今回の合併で総社市になった旧山手村、備中国分寺前を東へ約1キロ弱行ったところにそのラーメン屋さんはありました。「国分寺」というのれんが下がっています。昨年の夏開店したそうで、広い駐車場に比べて小さい店舗は、今の流行なのでしょうか?。
 「中華そば550円」の食券を買ってカウンターへ座ります。10数席でしょうか。お昼時でほとんどが埋まっていました。「おひやです。」可愛い女店員さんが水を出してくれます。そして運ばれてきたのは、半濁の豚骨醤油スープに、中細ストレート麺、チャーシュー、シナチクにもやしという、いわば岡山標準の豚骨醤油ラーメンでした。ほかに「トンコツ580円」のメニューもあります。あれは九州トンコツなのでしょうね。美味しい!。おもわず箸が止まり、ゆっくりといただいてしまいました。
 完食後立ち上がると、「自然公園法に基づいて建てられています(外観など)」という張り紙も目に付きました。なるほど、吉備路だけにいろんな配慮があるようです。(2006,1)
写真はここ

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水島の代表店は今日も繁盛でした

 もう何年かぶりでしょうね。労働者の街水島の、もう一軒の有力店「喜楽園」は今日も繁盛していました。10数台ある駐車場はほぼ満車、意外と広い店内もおおかた埋まっています。
 それもそのはず、しょうゆラーメン320円(336円)という低価格をいまだに保ち、他に塩、みそラーメン、ギョウザ、ヤキトリからおでんまで庶民の味をそろえておられるのです。どうりで家族連れのお客が多いはずです。
 この日はしょうゆラーメンのほか、おでんをいただきましたが「あ、味の滲みたのを選ばせていただきます。」と可愛い店員さんも親切でした。あっさりスープも不満の無い美味しいもの、この店が我が家の近くだったらなーと、思わずつぶやいてしまいました。水島第一病院のすぐ南です。(2006,1)

 前回のレポートはここ あ、8年前のレポートと、値段が変わっていないですね。
写真はここ

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イオンの前あたりに

 イオンショッピングセンター倉敷といえば、端から端まで歩くと疲れるくらいの大きさです。
 その向かいあたり、駐車場入り口の東端を南へ入ってすぐのところに小さなラーメン屋さんが あります。「ラーメンまる壱」。駐車場は無く、あ、1台止められるのでしょうか?。席も10席ば かりです。
 醤油ラーメン450円。見ると「トンコツベース」とか書いてあります。緬は中細ストレート。 チャーシューもなかなかです。もやしや半分の玉子も入って、その味には私は全く不足が ありませんでした。周囲には絵が掛けてあります。どうやらご亭主の作らしく、ラーメン同様 見事なものでした。ご馳走様でした。帰りしなに家族連れのお客が見えていましたが、ご近所の 常連さんたちに愛されているようです。(2006,1)
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どんどんのラーメン屋さん

 この意味がわかる人は、岡山県の地名にかなり詳しい人ですね。岡山県は倉敷市連島。連島街道といえば、珍しい名前の地名があることで有名です。東から「ヤットコ」「大梵(だいぼん)」そして「どんどん」なのです。最近では「どんどん」は倉敷芸術科学大学への上がり口になるようです。そう、このラーメン屋さんのことは「僕らはよく行くんですが、美味しいですよ。」と芸科大の学生さんに教えていただいたのです。
 「どんどん」には何軒もの食べ物屋さんが集中しています。その北西の隅にあるのがこの「やぶれ笠」というラーメン屋さんです。入り口に1台の駐車スペースがありました。中は以外に広く、25席あまりです。しょうゆ、みそ、塩各ラーメンが500円です。おや、わかめラーメンも500円ですね。ほかに丼物や焼き飯、そしてギョーザやから揚げなどの一品料理もあります。
 今日は勿論しょうゆラーメン。しばらくして出てきました。透明なしょうゆスープに中細ストレート麺。そのほかも岡山標準のラーメンです。おやっ、ちょっとプンと出汁の匂いがします。途中からコショーを一振りさせていただきました。まあ普通の味かな!と思いながらもスープを最後の一滴まで飲んでしまいます。
 ふと見ますと、演歌歌手の色紙がずらり、ご亭主好きだな!と言おうとして、「カラオケ道場レッスン生募集」の張り紙に気が付きました。そういえば「やぶれ笠」って誰かの歌でしたっけ???
 こうして帰路の運転をしていますと、なんだか美味しさが徐々に染み出てくるようです。いろんなラーメンがありますが、食後1時間くらい経って「あれっ、さっきのって美味しかったのかな?」なんて気付かされるラーメン、本当に久しぶりに出会ってしまいました。(2006,1) 写真はここ

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岡山奉還町の奥にある老舗店

 新幹線が岡山に来る前の屋台「マル天」。そこから発祥し、奉還町の奥に自分の名をかぶせて独立した「マル天西店」も岡山では名の通った老舗の一軒です。実は私、このお店を見つけるのに苦労したのです。「木村パンのところを北に入って」という目印をもとに何回も探したのですが、ついに見つけ終い。あたりにめったに行かない私は「木村パン」が2軒あるのを知らなかったお粗末でした。
 商店街を駅前方面から西へたどり、交番手前を右(北)へ入り、100mくらい生きますと右上に「マル天中華そばこの奥」という看板が見えました。やれやれ・・
 2〜3年前火災に逢ったとかで、きれいに建て変わっていました。おしゃれな喫茶店の雰囲気です。中華そば500円。あと、ワカメそばやチャーシューなどに、ギョーザ、から揚げ、冷奴などのおつまみメニュー。この日は女性が2人でやっておられました。
 少し小ぶりな鉢にいっぱいになって出てきます。トンコツ醤油の香りいっぱいであっさり目の半透明なスープはごく自然で、中くらいのストレート麺がするすると入ってきます。気が付くと全部お腹におさまってしまいました。美味しかったです。ご馳走様でした。(2006,2)
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清輝橋交差点の少し北に

 岡山市の中心部、清輝橋交差点と大運寺町交差点のちょうど中間辺り、国道の東側に一軒の古いラーメン屋さんがあるのです。「そば安」という赤いテントの看板が目を引きます。ただ私はいつも前を通るばかりでまだ寄ったことはありませんでした。
 で、今日夕刻に行ってみました。中はこじんまりして10席ばかり。人の良さそうな初老のご夫婦らしい二人でやっておられるようです。
 メニューは多く、ラーメン500円のほか、各種うどんや丼物、ギョウザなどです。
 ラーメンが出てきました。上にチャーシューとゆで卵半分、シナチク、もやし、かまぼこなどが色よく乗っています。スープは半透明の醤油スープ。麺は中くらいの麺で少し縮れているのでしょうか?。でもしっかりした麺だと言う印象をうけました。
 あっ、熱い!熱々のスープです。うん、美味しい!。で、このスープ、ちょっとトロッとしているように思います。まるでけんちん汁みたい?。そのために冷めにくいのでしょうか。吹きながらゆっくりといただきました。  あとから入って来た常連らしい人が「ああ寒い。お酒とラーメン。」と注文。おそれいりました。
 店を出て歩いていますと、口の中にじんわりと和風出汁の美味しさがひろがってきます。ごちそうさまでした。(2006,3))
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レモンラーメン健在でした

 岡山市新保。国道2号線沿いにあるラーメン屋さん。「スープが美味しい ラーメン太郎」という看板が目に付きます。
 実はここ、数年前にレモンラーメンをメニューに加えて話題になったところです。当時私も何回か食べて「うーん、面白い」と記事にしたことがありました。大きなどんぶりで量も多く、白いあっさりスープにレモンのスライスがいっぱいに覆っているのです。チャーシューやシナチクも普通に乗っています。そしてヘルシーラーメンと話題になり、TVなどにも何回も取り上げられました。でも、この数年、とうとう真似るお店は出てこなかったのです。
 久しぶりに寄ってみました。お店の雰囲気は変わっていません。家族連れや2人連れ、何組かのお客が入っています。よく見ると1組を除いてみんな「レモンラーメン 600円」ではありませんか。残る1組も「普通のラーメン 550円にレモンを1切れ乗せてください。」だそうです。レモンラーメン、すっかりお客さんに定着していたのです。
 出てきました。写真のように上にレモンが並んでいます。かき分けて麺をするする・・。うん、美味しいと思いました。チャーシューもいいです。ついついレモンを一切れ口に。あ、すっぱい。でもなんだかいい感じです。スープもあっさりで、いやこれもちょっとすっぱいかな?
 今日はレポートのために?完食してしまいました。コラーゲンいっぱいで、ビタミンCもいっぱい・・・きっと健康になったことでしょう。(2006,3)
写真はここ

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元岡山駅前の人気店は今

 久しぶりの『金八ラーメン』でした。以前に岡山駅前にあったときは、若者が行列する岡山で屈指の人気店だったのです。2001年11月、この岡山市高柳に移ってからもしばらくは、広い駐車場を車が埋めていたのを思い出します。いわゆる新幹線道沿いになりました。
 今日は平日の夕方18時に訪れました。広い駐車場に広い店内。典型的な郊外型ラーメン店になっています。金八ラーメン580円のほか、一時岡山を一世風靡した「太肉ラーメン730円」、そして豚菜ラーメン730円、一品メニューもあります。
 金八ラーメンの食券を買ってしばらく待ちました。出てきたのは相変わらず濃さそうなスープに、厚くて柔らかいチャーシュー、が2枚乗ったラーメン。野菜もネギやもやしなどけっこう豊富です。とうもろこしも色合いを添えています。麺は中細ストレートと岡山標準。おっと、スープもトンコツ醤油で濃いほうの、岡山標準のものです。
 一口、二口、あっ、けっこう美味しいです。スープも見かけよりはあっさりしています。このシナチクもいい!。空腹も手伝って、いつの間にか食べ終えていました。ごちそう様でした。それにしてもこれで580円とは、お得感いっぱいですね。
 この日は時間か曜日が悪かったせいなんでしょうか?。お客さんは少なかったです。昔ほどとは言いませんが、この味でしたらもっと流行ってもいいのでは・・・などと思いました。
 最近近くに出来た「味の時計台」は似た入りでしたので、やはり最近同じ通りに出来た「ちゃちゃっと○○」「あったか○○」などの簡便食堂にお客を取られつつあるのでしょうか?。そういえば、この2店には同時刻でも車がたくさん入っていましたね。(2006,4)
営業:11:00〜14:30、17:00〜23:00
休 :月曜
写真はここ前回のレポートはここ

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RSKバラ園の北西方に

 倉敷市上東、新幹線側道のRSKバラ園より少し西に、昨年 秋新しいラーメン屋さんがオープンしています。「大ちゃん」です。
時々前を通っ たのですが、時間の関係でついついよりそびれていました。
 今日は夕方近く、やっと寄れました。内部は20席あまりで しょうか。カウンターにテーブル席。とんこつ醤油ラーメン6 00円のほか、同塩ラーメン、とりがらスープで醤油、塩、味 噌ラーメンのメニューがあります。そのほか中華の単品メニュ ーやご飯ものなど、メニューは豊富。
 トンコツ醤油ラーメンが出てきました。にごった醤油スープ ですが、それほどのしつこさは無く食べやすいです。トンコツ の美味しい香りがほのかに香り、麺は少し白っぽい注細ストレ ートでシコシコ。チャーシューも噛むほどに香りが口に広がり ます。ていねいに作られたラーメンと言う感じがしました。 ごちそう様でした。(1006,4)
営業:11:00〜21:30
休み:金曜日

ホームページはここ 写真はここ

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テントのラーメン屋さん、見事再生

 昨年の冬、岡山市祇園の田んぼの中に突如出現したテントのラーメン屋さんがありました。「山下商店」です。ラーメンは博多系で、スープが濃くて美味しいと、いっぺんに人気店になっていました。このお店、初夏の田植えシーズンを前に姿を消していたのですが、ファンの声が届いたのか、今回(2006,4,12)近くの高島小学校前に新しいお店を構えて、見事再生したのです。
 以前の味を知るネット仲間では、3月ごろからうわさが飛び交い、「いつ開店するんですか?」「店が出来上がりつつあります。」など現地リポートも交えて情報が飛び交いました。そして4月開店。たちまち「行って来ました。美味しかったです。」というレポートが掲示板に書き込まれたりします。
 私も友人たち4人と「昼休み山下商店ツアー」を組んでみました。岡山市高島の県道、天満屋ハッピーマート前を北へ入るのです。そこからはややこしいのですが、道々看板が案内してくれました。あまり派手でなく瀟洒な日本料理店といった外観が現れます。駐車場も多く、中は10数席でしょうか。ラーメン580円からいくつかのメニュー、キムチご飯などもあります。
 そして出てきました。「麺固めの方」と私の前へ。麺は「ふつう」から「かため・バリかた・ハリガネ」そして「粉落とし」まで5段階です。粉落としって湯がかないのかな?などと考えつつ箸ですくってつるつると・・・。おや、そうでなくても極細麺の博多系ですが、これはまた特別に細い麺ではありませんか。極極細麺とでもいいましょうか??
 スープは白濁のトンコツスープ。そのなかでもかなり濃い部類に入ります。友人の「現在岡山県内で一番濃厚なスープを出してる店」という表現もうなずけます。「ねっとり」という表現がぴったりのスープなのです。もちろん入れ放題の辛し高菜も美味しい。
 替え玉をするまでもなく、十分に満腹してしまいました。お隣の若者は替え玉していましたが「これは食べ過ぎたかな?」と。美味しくてボリュームたっぷりのラーメン、ご馳走様でした。(2006,4)

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