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 杉原先生、岡山で講演! 

 私、実は「学会」というものに所属しているのです、それも2つ。えっ、何学会?ですって。
 お恥ずかしい、一つは勿論「岡山ラーメン学会」・・・・・
 というのはまあ、洒落の部類ですが、もうひとつ本職のほうがありまして「映像情報メディア学会」といういかめしい名前がございます。以前は「テレビジョン学会」と言っていたといえば、少しはご理解いただけるかと。
 自己自慢になってしまいますけど、10年ほど前の「テレビジョン学会」で「番組技術賞」というのをいただきましたのは、もう思い出になってしましました。でもそのおかげでずっと所属しておりますのです・・。
 その「映像情報メディア学会」の講演案内を定期的にいただきますが、先日ふとながめてみますと、なんと講師が東京大学教授「杉原厚吉」さんとなっているではありませんか。それも場所が「岡山大学」。これはみのがせません・・。

どうしたら魅力的な講義が創れるか?
 
 杉原厚吉さんは私がこのHPを始めたときに、ネットで検索してたどりついた最初の方でした。いらい「全国の杉原さんのHPリンク集」にずっと載っけさせていただいています。一度はお訪ねしなければ!と思いながら、最近上京の機会が減りましたことを理由に、のびのびになっていた方なのです。
 少々本職のお仕事をサボらせていただきまして、岡山大学にかけつけました。
 何と講演タイトルは「どうしたら魅力的な講義が創れるか?」でした。あら、東京大学の数学の先生が何故にこのようなタイトルで???というのはおいときまして。
 会場の「岡山大学創立50周年記念館」には、どうやら大学の先生や学生とおぼしき方々が30名ばかり。少々場違いかな?と思った私を勇気付けてくれましたのは、むこうに同僚の姿が見えたことくらいでしょうか。

講義のアマチュアとプロ
 
 杉原厚吉さんの講義がはじまりました。遠目には30~40代に見えます。えっ、本当のお歳は?、ま、私と同じく「不詳」ということで。
 「魅力的な講義を目指すのは生徒のためだけでなく、自分自身のためでもある」
 「講義のアマチュアから脱却して、プロになる努力をしよう。」
 「講義内容にまず自分が感動しよう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 どうやら大学の先生方むけの講義内容のようです。でも、私にとっても大変に興味深かったのです。なぜって?。こんなHPをやっていまして、皆さんにどう読んでいただくか?日夜努力している身でもあったのですから。すごく共通、いや共感する部分が多かったのです。
 とくに、「質問しやすい場をつくる」のくだりは、ネットッという場をメインにしている私にとって、今後の展開を考えさせられるものでした。

生徒の心に火をともす
 
 そして、杉原先生の結論。
 「悪い教師はただ喋る。普通の教師は知識を伝達する。良い教師は導く。最高の教師は生徒の心に火をともす。」

 私のHPはどの程度なのでしょうね。全国の杉原さんの心に、少しでも火をともせたら・・・という気持ちでやっているのではありますけれども??。

 暗い世の中になってまいりました。そのなかでパッと明るい火をともすにはどうしたらいいか?「杉原先生in岡山」。なかなかに考えさせられる講演ではありました。(2003.11)

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