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『中帯江の風土記』完成

残部なくなりました。 ネット版でどうぞ

 およそ2年をかけて準備してきた『中帯江の風土記』が完成しました。倉敷市東部・中帯江地区(約150戸)の歴史を網羅する本で、「中帯江の風土記編集委員会」が発行するものです。内容は下記の目次を参照していただけたらいいのですが、古老の話や、親子の会話、山ノ神の独演・・・など読みやすいようにも配慮いたしました。不肖私、杉原尚示も監修としてかかわりました。(2007,4)

 価格は800円で、郵送の場合は送料などを含めて1,000円となります。
 私宛 hanaara@yahoo.co.jp メールなどでお申し込みください。代金は振込用紙を同封いたしますので、到着してからお送りください。

 目  次 

発刊のことば
プロローグ

第一章 村人のくらし
1、旧正月のこと
2、冬山・とんど・初観音のにぎわい
3、水道が来る前のお話
4、麦の取り入れと、田植え
5、い草刈は暑さとのたたかいです
6、跡植えと田の草取り
7、七夕とお盆
8、昭和初期までは手織りだった畳表
9、畳表の競売場のこと
10、秋祭りのこと
11、秋の収穫のこと
12、いよいよ、い植えの大仕事
13、「モンペ」と配給
14、中帯江信用組合のこと

第二章 不洗観音寺のこと
1、景光山観音寺の縁起(不洗観音寺略縁起より)
2、本堂にかかる『縁起額』は戸川安清が
3、備中33観音霊場と、瀬戸内33観音霊場
4、ご開帳と江戸時代のにぎわい
5、江戸から明治以降の観音寺
6、不洗観音寺の旧参道かいわいについて
7、五つの観音道と、中庄33観音石仏 
8、貴舩神社のこと
9、寺の中になぜ神社があるのか

第三章 帯江のゴルフ場、三代の会話
1、ゴルフ場は、すべて手作りで造った!
2、高松宮、藤山一郎、宝田明・・・・
3、岡山ゴルフ倶楽部の知られざるお話

第四章 帯江鉱山・山の神の独り言・・・
1、だれかが掘り始めた銅鉱山
2、明治初めの開発
3、次第に大資本の経営に移る
4、九州などからも鉱山労働者が
5、水と煙の公害をめぐって
6、労働災害について
7、閉山とその後
8、レポート・鉱山跡を尋ねて

第五章 中帯江の神や仏たち
1、なこーびの「せーのかみ」
2、石塔様又は法界様
3、イボ神様と汐満岩伝説
4、中帯江にもある「寛政四国八十八ヶ所霊場」
5、中帯江の道しるべ
6、お大師講、山上講とお日待ち

第六章 用水のこと
1、元は八ヶ郷用水
2、三番川用水は2箇所の道路、水路をくぐって
3、新川建設当時のお話

第七章 中帯江の教育と文化
1、明治前の寺子屋時代のこと
2、明治からの教育
3、新制教育発足から
4、中帯江の俳句文化

第八章 太平洋戦争と中帯江
1、道路に爆弾が
2、戦没者名簿

第九章 中帯江の歴史に残る諸家
1、江戸時代の大庄屋「永瀬家」
2、もう一軒の庄屋「種野家」
3、代官の「今村家」

第十章 観音台団地
1、良好な日当たり、素晴らしい眺望
2、活発なコミュニティー活動

第十一章 今の中帯江から

寄稿
 「中帯江の思い出」「私のふるさと」「思い出」
資料
あとがき
口絵

コラム
1、労研パン
2、影向の松
3、中帯江とアメリカなど
4、嫁のタンス改めと足洗い
5、帯江鉱山火薬庫跡
6、カエルマタ(蛙又)
7、なこーびと小松屋
8、演芸会と体育会
9、万歳座と競売場
10、中帯江のくらし 大掃除
11、中帯江の出産状況

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