天日干し
杉原栄治写真館タイトルへ戻る
 昭和33年7月
 刈り取ったい草の束は、「染め土」を溶かした泥水に付けます。そうして緑色を保ったまま乾燥できるようにするのです。そのあと、1日田んぼや道路に拡げて、乾燥させます。半日すると裏返し作業、夕方には取り込み作業があります。これらは「染め土」が乾燥して舞うため、その粉塵のなかでの作業になりました。暑いうえにこの粉塵を吸い込み、鼻は真っ黒になりました。写真では、右手前の田と用水のむこうの田いっぱいに、い草が拡げられています。
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